ねこと子どもと時々社長

ねこを飼って気づいたことがあります。ママになって気づいたことがあります。社長になって気づいたことがあります。それは、いつも「幸せ」や「豊かさ」に囲まれていること。通り過ぎてしまいがちの「幸せ」や「豊かさ」に気づくためのブログです。

旅行計画 その2

お昼のお弁当を食べ終わると約1時間読書タイムします。

社長室のソファでくつろぎながら電気を消して。
寝落ちすると気持ちいい~~。

いつも5~6冊くらいは読みたい本があって、その時の気分で読みます。
時にはもう読み終えた本も読みます。



昨日は旦那から借りていた『ゆでたまごを作れなくても幸せなフランス人』という本を。

タイトルからして、何の本?って感じでしたが、
日本人女性がフランスの田舎に移住して、
シャンブルドットという日本でいう民宿を営んでいて、
そこでの日常や気づいたことのエッセイのような本です。
(シャンブルドットってかっこいいね、何回も言いたくなるw)


昨日読み終わりました。
帯には、できないことを認めると幸せがやってくる!と書いてある。

まず、旦那がこの本を選んだことが不思議だった。
車や歴史や金融にまつわる本しか読まないと思っていたから。

ちなみにこの本の前に借りたのは、石原慎太郎の「天才」、田中角栄のやつね。
だから、今流行りの「○○なフランス人」の本を選んで買ってきたことが不思議だった。
らしくねぇな、と。


でも読んでいくと選んだ理由がわかりました。
この著者が住んでいるのが南フランスだから。
新婚旅行で行ったニースに近いから。
わたしたちふたりが南フランスをとっても気に入ったから。


著者のフランスに移住してシャンブルドットを営むまでの経緯や、
現地の人たちの習慣や人柄など体験したことを楽しく書いてくれてます。

読んでるとすっごい懐かしくて楽しいことたくさん思い出しました。

とくに、現地の『食』に関する章では、
食にまつわる習慣やシャンブルドットで提供している料理、
マルシェの様子などがたくさん取り上げられていて、ワクワクしました。

旅行のときに行ったレストランやマルシェ、スーパーはやっぱりおしゃれで、
色鮮やかで、特にお野菜が本当においしい!!
日本人コーディネーターとも話したけど、
フランスの太陽をたっくさん浴びた、
ピーマンやトマトはこんなにもおいしいものか!
日本のものよりはるかにおいしい!と。

確かに当時まであまりお野菜に関心のなかったわたしだけど、すごくおいしかった。
お野菜ってこんなにおいしいの?と概念が変わった経験でした。



で、女性でも料理ができない人はできないでOK。掃除ができなくてもOK。
なぜなら、パートナーや愛する人できるできないの共有をすればいいから。

フランスでは料理・掃除・洗濯は女性がするものという概念が変化してきている。
家事全般は家族やその他まわりの人と共有してやるもの。という風潮に。

女性である著者も、家事=女性という概念があったため、
男性にお願いする・任せるという気持ちに切り替えるのも最初は抵抗があったそう。
本当に任せてもいいのかな?ってな感じで。
罪悪感感じちゃう部分だよね。
うーん、わかる。

そこを乗り越えて相手に頼ってその自分も受け入れると想像できなかったような幸せがあった。っていうこと。
できないから頑張るんじゃなくて、できないことを認めて頼っている自分を許すと違う世界が見えるんだ~と。
心がルンルンするような1冊でした。



読み終わって旦那にすぐさまlineを。
南フランスに行きたいと。今すぐ行きたいと。
返事は「Yes」www


すぐに飛行機調べていただきました。
夏休みの北海道をフランスに変更しようとしたけど、飛行機が通常の3倍!!
そのシーズンを避け、只今計画をねりねり中です。
またウフフな時間が増えましたね。幸せ♡