ねこと子どもと時々社長

ねこを飼って気づいたことがあります。ママになって気づいたことがあります。社長になって気づいたことがあります。それは、いつも「幸せ」や「豊かさ」に囲まれていること。通り過ぎてしまいがちの「幸せ」や「豊かさ」に気づくためのブログです。

妊娠中のこと

昨日、妊娠中に不正出血してしまって安静にするようにって言われた人がいたので思い出した。
あたしもそうだったので。



あたしは7/7が産婦人科の初診日でした。

妊娠したかも?っておもったのは6/20前後だったと思うんだけど、
最終月経から計算して妊娠がわかるのはこのくらいの日にちかな~とのことで7/7に予約をしてた。


出血したのは6/26くらいだったかな。
ピシャーって音がするような勢いのいい出血だったっていう記憶はあるんだけど、
遅れた生理か?もしかして流れた?っていう不安ばかりで。あんまり覚えてない。

もちろん予約してた産科にも電話して、とりあえず初診日まで待ってできるだけ安静にしていてね。
って言うだけだった。それしかできないよね。とにかく不安だった。


まだ妊娠確定じゃないもんで、家族や職場にも事情を説明できず、
初診日まで隠すことで必死だった。

ちょっと体調悪いので静かにしてます、としか言えない。
妊娠の可能性があって出血もあったので安静にしてます、
なんて自分の母親にも言えなかった。

もし、妊娠してなかったときにがっかりさせるのがイヤで。
まぁ、こちらの勝手な想像なんだけどね。

7/7。緊張の初診日。

エコーで1センチくらいの卵が見えておめでとうございますって。


これまたぽーっとしててあんまり覚えてないんだけど。産科の診察にとまどっていたかもしれない。
足を広げたまま妊娠してますね~と言われても無防備すぎて訳がわからなかった。

エコーを終えて、先生との問診で、赤ちゃんが子宮の中で育つベットとなる子宮膜が
半分くらい剥がれ落ちています、と。その剥がれ落ちたのがあの出血でしょう、って。

加えて、これが全部剥がれ落ちるということは流産ということになる、と。


妊娠してたっていう喜びと表裏一体で流産の危険性があるっていう恐怖。
もうね、感情がよくわからなくなる。
ちょっとふわーっと気が遠くなる感覚。
その中でも冷静に先生のお話を聞かなきゃって気を確かに持とうとする、この攻防戦。


妊娠初期に出血した、って聞いたとき、この時のことを思い出したの。
この訳のわからない感覚。色んな喜びとか不安とか恐怖の感覚。
おぉぉー懐かしい、と。今となっては余裕で話せてるけど。


あたしが当時、
妊娠初期の流産はお母さんのせいじゃありません
っていうDr.の言葉にすごく救われた。

もちろんすべてのことに当てはまることじゃないだろうけど、
母体の都合が悪くて流れるんじゃなくて、
本人の意思や成長できない理由があって流れるんだって教えてくれた。

半分子宮膜が剥がれ落ちてるって聞いた瞬間に、やっぱり自分を責めたよね。
ちゃんとベット作ってあげられなくてごめんね、ってすごく思った。

でもそうじゃない、悪く思う理由はないよって言ってくれた気がしてすごい楽になった。
裏を返せば、妊娠後期はちゃんと体調管理をしてbabyのために尽くさなきゃいけないよってことも学んだ。



あとね、訳のわからないこと言ってるって思われるかもしれないけど、
お腹から声が聞こえた気がしたの。

半分でも大丈夫ー。大丈夫だから心配すんなー。って。


お腹の中のbabyが言ってる気がした。
自分に言い聞かせてただけかもしれないけど、お腹からそんな言葉が聞こえたの。
それも、大丈夫なんだ!ひとりじゃない!って心強く感じたから救われたかも。


つわりはひどくて出産も緊急入院して予定日より3週間も早くて、
産まれてきても小さくて、入院も長引いて色々あったけど、
今は超健康優良児www


ちゃーんと素敵に成長してくれてるから大丈夫♡
その人も今は安静にしてなきゃいけなくて不安だと思うけど、
楽しいマタニティライフを送ってかわいいbabyに会うために頑張って欲しいな~。