仕分け/仕訳
しわけ。
「仕分け」「仕訳」とも書きますね。
このふたつの使い分けは、
「仕分け」は品物をその用途、種類、あて先などによって分けること、
「仕訳」は簿記上の貸方・借方分析のことだそうで。振替伝票を書き起こすことやね。
私はこの『しわけ』が大好きなんです。
どちらの意味でもね。
店舗が3つ、託児所、本部事務所、合計5か所の郵便物が毎日届く。
各店舗に届いた郵便物も、事務所で処理することが多いのでそれも送られてくる。
郵便物がない日はなくて、毎日届く。
多い日は20通ほど届く。
その郵便物をひとつづつ開封して『仕分け』をする。
どんな内容でどの店舗を対象にしたものか。
お知らせなら目を通す。周知すべきことは担当者に渡して回覧してもらう。
アンケートや調査票であれば、調べて回答をする。
払込用紙が入っていれば支払いの段取りをする。
請求書であれば、経理の「仕訳」をする。
どの店舗の仕入や費用か。その費用も細分化して出納帳に打ち込んでいく。
毎日毎日、細かくチェックしてしわけていくの。
このしわける作業がなぜか心地よくて。
イメージでいうと、エアーホッケーのようにスパン!スパン!と
ゆくべき処理のところへ投げ入れていく感じ。(わかりずらいか^^;)
このしわけを毎日しているので、そういう点では天職だと感じてる。
これ以外にも、相談やトラブルなどもしわけ作業と似てるかもね。
どうやって解決するか、誰に頼るべきか、ひとつひとつ選択をしていくってことで。
『しわけ』で思い出したんだけど、蓮舫さん。
必殺仕訳人w
スーパーコンピューターの研究について、
「なぜ2位じゃダメなんですか?」と真顔で詰め寄って話題になったよね~。
そんなの当たり前のことじゃん!そんなこともわからないのか!1位がいいに決まってる!
みたいな感じでバッシングされたけど、
私は、そんな当たり前のことも答えられなかった研究者のほうが問題あると思ったよ!
世界でトップになることはどんなことでも簡単ではないし、素晴らしいこと。
だけど、トップになることが目的じゃなくて、
トップになってから、どんなことが展開されていくかが重要じゃん。
トップを目指す理由と、トップになったあともちゃんと表現できなきゃ意味がないよ。
『1位になりました~!やったー!』で終わっちゃう。
結婚することが目的だと、結婚生活はうまくいかないわな。
結婚式あげると満足しちゃう人いるみたいね~。
私がしわけをする理由は、会社のことをよく理解するため。
かっこよく言うと経営分析やね。
郵便物も請求書も相談事も会社を表してくれてるものだから。
いろんなことが見えてわかってくると楽しいのよ。
「わからない」「知らない」ってことに恐怖感をもっているとも言えるんだけど。
経営者として、分析すること、選択・判断することはとっても重要なこと。
その基本となるのが、毎日のしわけ作業なのね。