運命の富士登山
夏本番って感じだね。高校野球も始まったし。
昨日テレビで富士登山の特集を見たり、
うちのスタッフが今年、富士登山に挑戦するという話を聞いて、
自分の富士登山を思い出したの。
富士登山、アタック経験は5回。
ちなみにすべて富士宮口から。
1回目は高校3年生の夏に、大学進学で地元を離れるため
1回くらいは登っておこうと。同級生4人で挑戦。
1回目は天候不良で8合目くらいまで登って断念。
どうしても登っておきたかったので、1週間後に2人で再挑戦して登頂!
3回目は名古屋の大学を卒業して、名古屋で就職。
地元に帰ってきたのが27歳くらいなんだけど、
その頃に、大学の同級生がワーホリに行くことが決まって
日本を出る前に、やはり富士山に登りたいと。気持ちはわかる。
実家が富士山の麓なので、一緒にチャレンジ。
ここでもなぜか、1回目は天候不良で途中で断念。
で、やっぱり頂上まで行きたいので3日後に再チャレンジして登頂!
あとは、29歳くらいのときに、
ロータリー関係のイベントで登りましたが、
体力がなくて7合目くらいで帰ってきたかな。これで5回目。
もう2回も登頂してるので、『登りたい!!』って気持ちはまったくなかったな。
それで、今でも『登りたい!!』って気持ちはまったくない!ww
だって、すっっっごい大変だもの。富士登山って。
高校生の時に登ったときは、体力があったんだね~。
なんにも辛く感じなかった。
友達とキャッキャしながらルンルンで登って下りてきたって感じ。
だから、そのつもりで27歳で再チャレンジしたら、
もう地獄を見たって感じ…^^;
苦しくて友達と会話もできず、
なんとか登って、下山のときなんか辛すぎて、
「どこに落ちてもいいからパラシュートで下りたい…。」と言う程。
キツかったな~~~。
その時に、ふたりで『二度と登らないね!!』と固く誓ったくらい。
なので、今年チャレンジするスタッフの子たちには
「辛いよ~。大変だよ~。富士山をナメるなよ~。」と助言しておきました。
かなりビビってたなw
でも、本当に覚悟がないと登れないよ。
で、そのスタッフの子に
「富士山登って、人生変わりました?」って聞かれたの。
それで、ふと思い出したの!!
「変わったよ!!」と。
高校生の時に登頂した時、出会った人がいましてね。
友達とふたりでキャッキャ言いながら、登っていた時。
山登りってすれ違う人と「こんにちは~。」挨拶交わしたり、
知らない人でも「がんばって!あと少し!」とか声かけあって励ましあって登るでしょ。
9合目くらいで、
『自分ら元気やな~』とオジサンふたりに声かけられて。
オジサンって言っても、高校生から見たオジサンで
年齢は30歳前後の殿方二人組でした。
『だって楽しいもん』とわたしたちふたり。
山小屋で休憩する度、わたしたちが楽しそうにはしゃいでいて、
登っているときも楽しそうにしているので、そう声をかけてくれたそうで。
私たちはどんどん登れるけど、
オジサマたちはそんな余裕もないようで。今になるとその辛さがわかるんだけど。
そのオジサマふたりを励ましたり、押してあげたりしながら
一緒に頂上の喜びを共有しました。
そのオジサマのひとりが、名古屋在住で、詳しく話を聞いていくと、
なんと私の進学する大学のすぐ近くに住んでいるという!!
下山しながら色んな話をして、連絡先も交換して、
入学前のオープンキャンパスのときに一緒にご飯食べたり、
引っ越して入学してからは、バイト先を紹介してくれたりと、
とってもお世話になりました。
で、私、その紹介してくれたバイト先の常連さんと仲良くなり、
その人と地元に戻るまでの約9年、一緒に住んでいたの。
あ。もちろん男性ですよw
本当に素晴らしいパートナーで、楽しかったな~♡幸せだったな~♡
あ。もちろん今も幸せですけどw
だから、この富士登山してなければ、
おそらくこの運命のパートナーと出会っていなかったな。
オジサマに出会っていなかったら、そのバイトしてなかったし、
富士山登ってなかったら、そのオジサマにも出会ってなかったし、
1回目に登頂してたら、出会ってなかったし!!
だから、富士登山で人生変わったって思ったの。
必然で運命の出会いの元になった富士登山に本当に感謝してる。
未来になにが起こって、どんな人と出会うかなんてわからないけど、
なにか理由があって富士山に呼ばれてるとしたら、ワクワクするよね♡