ねこと子どもと時々社長

ねこを飼って気づいたことがあります。ママになって気づいたことがあります。社長になって気づいたことがあります。それは、いつも「幸せ」や「豊かさ」に囲まれていること。通り過ぎてしまいがちの「幸せ」や「豊かさ」に気づくためのブログです。

これも神様の計らい

まだまだ絶賛悪阻(つわり)中ですよ~。

吐き気が常にあって、食欲不振なので2キロくらい痩せました。

ただ、授乳終わってから、6キロ太ったので、まだまだ蓄えはあります!



日によって、悪阻の症状が軽かったり、重かったり。

悪阻の症状自体が、吐き気だったり、眠気だったり、逆に眠れなかったり。

自分の体調を受け入れるのにも苦労してます。


そんな中、悪阻で苦労してる中、

先週、母が入院しました



母が入院したってことは、日中ポコちゃんのお世話をする人がいなくなったということ。

週2回しか、保育園に行っていないので、それ以外は母に見てもらっていたのです。



先週の月曜日、

私は朝から事務所で仕事をしていたんだけれども、

どうにもこうにも気持ちが悪すぎて、気分転換に外出しました。

ドライブして風にあたって、少しは良くなるかな~と思ったけれども、

ついにはめまいまでしてきたので、

これは事務所に戻っても仕方ないと思って、おうちへ戻ることに決めたの。


おうちに帰ると誰もいなくて、

ポコちゃんは保育園行ってて、母親はどうやらスーパーへ買い物へ行ったような雰囲気。

つららちゃんが毛づくろいをしながら、お留守番していたので

あたしも横になって休んでました。


そのうち、母親も帰ってきて、

なんか声かけてくれたけど、気分が悪くてちゃんとした返事もできずウトウト。

父親も帰ってきて、「今日はもう休みな~」的なことを言って、

会社に行ったような記憶はある。


次に目が覚めたのは、ポコちゃんの声がしてから。

母親がお迎えに行ってくれたようで。

“あれ~なんでいるの~?”って感じの表情をしながら近づいてきたので、

起きるのも辛かった私は、『ばぁばとおやつ食べな~』とさりげなくこちらへ来ないよう促す。

ふと、目線を母親に向けると、

真っ白い顔をしてタオルで汗をぬぐいながらソファで横になってる。




あれ?これおかしいぞ。と思い、近寄って声をかけると

返事もせずあたしをじっと見つめる。


『どうした?どこか痛い?』と聞くと、

「胸と背中が痛い」「苦しい気がする」「気持ち悪い」と。


もしかしたらもしかするぞと思い、

血管を広げる薬を探し、飲ませると楽になった~と。

すぐにかかりつけの病院に電話をかけて事情を説明すると、

循環器科に行ったほうがよいとのこと。

循環器科なんてお世話になったことがないからどうしようかな~と考えていると、

再び胸痛がすると!!



これはもうどうしようもできないと思って

119!!



通報してから10分かからなかったかな。救急車くるまで。

来るまで、電話で落ち着いたやりとりができたし、

到着してから15分もせずに搬送してくれた。


その間に父親も会社から戻ってきてくれて、父親が救急車に乗り込んで付き添う。

あたしはポコちゃんを抱えて、自分の車で搬送先の病院へ急ぐ。


はっきり言って、この間もずーっと気持ち悪くてクラクラしててね。

でも、ポコはポコなりに、いつもとは違う状況になってるってことがわかって、

あたしから離れようとしない。

ずっと不安そうな小さな声で「ばば…ばば…」とつぶやいてる。



結局、診断は急性心筋梗塞

すぐに血管カテーテルの処置がおこなわれてなんとか危機は脱しました。

2日間は絶対安静の面会制限も。

徐々にリハビリを始めて、約2週間で退院できるでしょうとのこと。



最初に思ったことは、救急車呼んで良かった…。

少しでも判断が遅れていたらどうなっていたかわからない。

そして、あたしが家にいて良かった…。ってことも。

母親がポコちゃんとふたりきりだったらなんにもできなかったかもしれない。



そう思うと、ゾッとしたと同時に神様が助けてくれたんだと。

お腹の子がいなくて、悪阻がなかったら

母親を助けられなかったかもしれない、って思った。


そして、保育園ではたまたま空きができて、

10月からは毎日通えるようになった。

救急車がうちから出ていく様子をたまたま見た保育園の園長先生が

市役所にかけあって、9月も2日に1回は通えるように取り計らってくれた。

本当に感謝。


あたしも悪阻の症状がおさまらないので

ポコちゃんを見てるっていう体で、朝はゆっくり出勤して、

15時には仕事切り上げて帰ってる。



におい悪阻が激しいので、

お弁当作りと夕食作りは弟にお願いして、

旦那さんも洗濯やら掃除やら頑張ってくれてる。


なーんにもしなくても、みんながやってくれてる。

本当に感謝。



母親が退院してきたら、ふたりしてもっと家族に甘えよう。