不幸な出来事だと思っていたら
昨日、ロータリーの地区大会が開催され、
新入会員なので参加してきました。
場所は焼津市にて。
地区大会は年に1回、2日間をかけて開催され、分割地区の会員が集結しやす。
昨日は、1300人参加。
1か所に1300人集まって、会議したり表彰したり、懇親会したり。
すごい規模だよね。
懇親会なんて魚市場の倉庫でやったんだけど、
収まりきらず、外の広場で即席で席を作り、
バイキングの食事もあっという間になくなってしまったので、
焼津特産の海産物をほとんど楽しめず…。
まぁ、考えてみると、
1000人規模の食事なんて、都内のプリンスホテルやオークラレベルじゃないと
なかなか対応できないわな。
『一斉に1000人以上が食事をする』ということのすさまじさを実感(^^;
なので、諦めて焼津魚センターでお買い物を楽しみました♪
大好きな数の子も新物でゲットできたのでご満悦♡
あと、マグロの生ハムとやらも勧められたので購入。
半生のスモークみたいな風味でこれもなかなかおいしかったよ~♡
お酒飲む方は特に気に入ると思う。
しかも、魚センター内で1軒しか作ってないので、レア感もあってお土産にもいいよ♪
で、今回おもしろかったのは、
地区大会のプログラムの中で
白駒妃登美(しらこまひとみ)さんという方の講演会がありました。
代表 白駒妃登美について | 株式会社 ことほぎ
↑ちなみに、こんな方。
いわゆる歴女で、
自身の大病をきっかけに、自分の人生や命に対する意識や考え方の変化を
歴史の偉人から学んだお話をしてくれました。
あたしは歴史なんてぜんぜん興味なくて、学校の成績も悪くて、
たぶん常識的なことも知らないレベルなんだけど。
歴史のこんなところがおもしろいの!ということ切り口にお話してくれたので
とってもわかりやすかったです。
ご自身が子宮頸がんとわかったときに、
悲しくて絶望して、子どもたちを不憫に思って、
『わたしの行いが悪かったから病気になったのかな…』
『もっとこうしてれば、違う選択をしていたら病気にならなかったかも…』
『バチが当たったんだ…』
などと、過去の自分を悔やんだり、責めたりしたそうで。
ほとんどの人がそうだと思う。
だけど、白駒さんはふと西郷隆盛の島流しを思い出したそうで。
西郷隆盛は不当な理由で島流しをくらい、
数年、報われない日々を孤島で過ごしたんです。
この“報われない”とか、“理不尽”な時間を感じ、
そんな思いは他の人にはさせてないけない。と西郷さんは強く感じたに違いない。
この島流しにあった西郷さんしかできなかったことなんだ。
その出来事が、今の日本を作っているんだ!と感じたそうです。
西郷さんが島流しされていなかったら、
無血開城がなされていなかったら、
もしかしたら今の日本の現状が少し違っていたかもしれない。
そう思うと、島流し=不幸なことは、過去が理由のすべてではない。
素晴らしい未来の通過点なんじゃないか。
それを自分自身に重ねると、癌になったことは、
過去の自分が作ったことではなく、
命を大切にしよう、自分を大切にしようという
かけがえのない時間をこれからの未来に気づかせてくれるためなんだ!!
と思ったそうです。
考え方、捉え方ひとつで180度違うのです。
確かに、白駒さんが病気をしていなかったら
私はこの講演を聞くことができなかったよな~。
この気づきがあって、救われることがあるかもしれない。
そう思うと、白駒さんの境遇に感謝しました。
偉人から色んなことを学び、
講演活動や執筆活動でその知識や気づきを広めてくれる白駒さんのお話、
とってもおもしろかったです(^^)