罰を与えてもスッキリしない
日馬富士の一連の騒動を見てて思ったんだけど、
被害者とされる貴乃花部屋(親方と貴乃岩)は、
日馬富士が引退すれば心は晴れるだろうか。
日馬富士が刑事事件で処罰されれば気は治まるのだろうか。
なんかどれもスッキリしないだろうな~と思う。
暴力をふるったことはいけないことだし、痛いことだから、
許せない気持ちはわかるけど、
『許さない』って決めて、行動したっていつまでたっても『許せない』んじゃない?
『許せない』状態って、本人が一番辛いんじゃないかな~。
いつまでたってもモヤモヤして、ウズウズして。
それって『本当は許したい』の裏返しじゃないかな~。
一歩的被害者になりきって、意地張ってダンマリ決め込むより、
「ごめん!!」って誠心誠意言ってきた相手を許してあげれたらいいよね~。
子ども(弟子)が悪いとされることをやって叱るときも
罰を与えてもなんにもスッキリしない。
根気よくちゃんと教えてあげるのが親(親方)の役割ってもんじゃないのかね~。
その器量の大きさが親から子へ伝わるんじゃないかしら。