初めての税務署調査

「はじめてのおつかい」のようなホッコリ感はありませんが、

昨日・おとといと私にとって「初めての税務署調査」がありました。

悪いことしてないのに、前日まではすっごい緊張してたなー。

あーだったらどうしようとか、あの判断は間違ってるんじゃないか、

とか、ネガティブだったのね。

だから、“これもひとつの勉強だ！”、

経理1年生の私にとって、“間違いは怖いものじゃない！”と

切り替えたら、とっても気が楽になった。

税理士の先生も『心配はしてないよ』って言ってくれたし。

心配してても何も生まれないし、なにかあっても

『ご指摘ありがとうございます！！』くらいでいいんじゃないかと。

やってきた税務署職員の方は、とっても優しくて腰の低い方。（ラッキー♪）

「間違いを指摘してやろう」とか「違反をしてるに決まってる」みたいな

上から目線も思い込みもまったく見受けられない紳士な方でした。

業種や会社の規模によって、お金の流れや仕組みは様々で。

それを理解した上で、調査を進めていくので、

初日の午前中は、ほとんどが業務内容や売上・仕入れの特性、

どんな法規制にのっとって業務しているかなど、概要の説明で終わりました。

その中でも、『基本的なことを聞くようで申し訳ありませんが…』とか、

『同じことを聞いてるかもしれませんが…』など、

とっても気を使って聞いてくれるので、こっちが恐縮するくらい。

でも、ちゃんと説明をすると『なるほど！』とわかりやすい理解を示してくれるので

和やかな雰囲気で進められました。

ホント、職員の方、ありがとう！！

10時から始まって、1時間の休憩をはさみ、16時まで。

3日間の予定だった調査は、結局2日間で終了。（イエーイww）

指摘されたのは、契約書の印紙の貼り忘れから始まり、全部で4点。

立ち会った税理士さんも納得の項目だったようで、うちの責任もありますな。と一言ww

しかも、どれも、私の前任者に関わることだったので、個人的にはおとがめなし！

法人の代表としては、監督不行届きはいなめない、という感じかな。

指摘項目については、修正報告を税理士の先生から出してもらうし、

印紙はペナルティで3倍の印紙税を納める。

すべてが今日、結論が出るものではないので、

後日、対処や指摘事項をまとめて報告します、とのことで帰られました。

間違いやミスがあったことは確かで、職員の方のおっしゃる通り。

私はその方の人柄のせいか「ご指導ありがとうございます」という気持ちでいっぱいでした。

税理士の先生も帰り際に「1年でよくここまで理解してやってるね」と

お褒めの言葉をいただいて、ウルウルきちゃいました。

私にとって経理の仕事はおもしろくて楽しくて。

終わりのない数字のパズルをこなして快感を得られる仕事なので、

“頑張った”とか“苦労してる”という感覚がほとんどない。

だから、今回の調査でも勉強になったことは多いし、

日々の励みにもなる気がする！

大多数のイメージである程、税務署調査って悪いもんじゃないですよ。